こんにちは、Goです。
今日は「【必見】テニスで、メンタルを強くするには?【3つ紹介】」について書いていきます。
結論から書きます。
①日々、地味な作業を真剣に取り組み続ける
②日々、気付いた事をメモして、次に活かす
③自信を失ったときこそ、自己分析をしっかり行う
これら3つを詳しく説明していきます。
①日々、地味な作業を真剣に取り組み続ける
メンタルを強くするには、まず日々地味な作業を真剣に取り組み続けることが大事です。
このアドバイスはありきたりすぎて、皆さんの心に突き刺さらないかもしれませんが、僕の経験談を聞くと、きっと腑に落ちると思うので、少々お付き合いください。
アメリカに初めてテニス留学した時のことです。
僕のテニスのレベルは当時めちゃくちゃ低くて、それに比べて、周りの選手たちは皆、とても強く見えて、「うわっ、レベル高っ!このレベルに届くのに、一体どのくらいかかるんだろう…?」と、正直心が折れていました。
でも、そこから日々やっていたことは?
「ラリーを10往復続ける!」とか「壁打ちを連続100回できるようになる!」とか「ボールをネットにかけたら走る!」とか、そういったことを毎日、ひたすら淡々と行っていました。
それを1日、10日、1ヵ月、3ヵ月、と続けていると、その淡々とやっていた作業の精度が上がっていたり、ボールスピードが少しずつ上がっていたり、と少しずつではありますが、確実に成長している実感がありました。
そして、絶対勝てないと思っていた相手にも引けを取らないレベルになっていたり、勝てるようになっていたりしていったことで、自信がつき、それに応じて、メンタルも強くなっていきました。
僕がここで皆さんにお伝えしたいのは、メンタルを強くするには、何か凄いことをすることではないということです。
日々、地味な作業をどれだけ真剣に取り組み続けられ、どれだけそれを自分のモノにできるか、吸収できるかで、心のキャパシティは比例して広がっていきます。
正直、当時の僕は「テニスが強い人は良いなぁ。カッコいいな。早く俺もあんな風に強くなりたい。どうやってなったんだろう…?」と羨ましさと疑問を抱えていました。
でも、少しずつ自分のレベルが上がっていくにつれて、テニスが強い人は、日々、地味な作業を淡々と継続していることが分かったのです。
それが彼らの心を強くさせ、テニスの強さに反映されていたのです。
「隣の芝生は青く見える」という諺がありますが、自分より強い選手の事をかなり羨ましがっていました…
でも、皆、時間は平等に与えられていて、その中で、どうやって過ごすかが大事です。
そこに気付いてからは、未だに強い選手を羨ましいと思うこともありますが、自分自身の成長に意識を向けられるようになりました。
過去は変えられません。これからの未来の時間をいかに集中して取り組むかどうかによって、心の器の大きさは変わってきます。皆さんも日々、地味な作業を一生懸命取り組んでみると良いかもしれません。
②日々、気付いた事をメモして、次に活かす
メンタルを強くする上で、次に大事なことは、日々、気付いた事をメモして、次に活かすことです。
気付いた事と言っても、ちょっとした事で良いです。
僕の例を言います。
試合で負けて、自信を失ったとします。
そうなったとき、僕は必ず1日が終わった後、自室でメモを書きます。
その内容は、「なぜ自信を失ったのか?」と書いて、そこから自分自身を掘り下げていきます。
自信を失ったのは、果たして試合に負けたからなのか?
それとも、自分がやろうと決めていたことができなかったのか?
今まで何度も練習していたのに、できなかったからなのか?
相手の態度が悪かったからなのか?
果たして今まで努力してきたことは試合では使い物にならず、無駄だったのか?
何が自分に足りなかったのか?
自信を失った原因は一体何だったのか?
自信を失ったことをしっかり把握して、次に活かすにはどうしたらいいのか?
こんな風に自問自答して、自分なりに答えています。
正解は無いので、自分なりに感じたことを素直に書いていけば十分ですし、自己分析も僕と同じようにしなくて大丈夫です。
今回は、試合で負けて、自信を失った時、と例に出しましたが、何でもその日に気付いた事をメモするだけで自分自身を知るきっかけになります。
そうする事で、同じような現象が起こったときに、対応できるようになっていきます。
それがメンタルを強くするうえで、大事なのです。
メンタルというのは、心の持ちようや考え方に直結します。少しずつ自分を知っていけると、対応できる幅が広がり、強くなります。自分自身と向き合うために、気付いたことはメモに収めることをオススメします。
③自信を失ったときこそ、自己分析をしっかり行う
最後に、メンタルを強くするうえで大事なのは、自信を失ったときこそ、自己分析をしっかり行うことです。
②で、「試合に負けて、自信を失った時」の例を出しましたが、正しく、その瞬間に自己分析を行うことが一番効果的です。
なぜ自信を失った時こそ、自己分析が必要なのか?
一番心が落ちて弱っている時なので、その時の心と向き合うことがその人の心を強くするからです。
ちょっと意味が分からないぞ・・・?と思う方もいらっしゃるかと思いますので、少し掘り下げていきます。
人は調子が良いとき、物事が順調に進んでいるときは、基本的に何も考えずとも上手くいきます。
なぜなら、上手くいっている分、心に余裕があるからです。
心に余裕があると、多少、予測外れなことが起きても、何とか対処できます。
しかし、心が落ちて弱っている時は、その逆で、調子が悪かったり、物事が上手く進んでいないときです。
そういう時に、自己分析を行うことで、「心に余裕がない時は何を考えてしまっているのか?」や「どういった傾向になりやすいのか?」を知ることができます。
これを知ることがかなり大切です。
そうすると、自分の心の大きさをより知ることができ、次同じことが起こったときに上手く対応できるようになります。
僕は心に余裕が無くなると、視野が狭くなり、ネガティブな事を考えがちになります。
むしろ、ネガティブに考えている時は、余裕が無くなっている時だと判断することもできます。
そうなっている時は、とにかく睡眠を取って、休むことに専念します。
バランスがおかしくなっていて、心も体も疲弊している時なので、一旦休ませることで、頭と体をリフレッシュさせます。
そして、改めて回復した時に考えると、「ここまでやると自分はキャパオーバーになってしまうんだ」という事を知れて、自分のメンタルの器の大きさをしっかり把握できます。
今でもまだ把握できていないことばかりですが、そういったことを繰り返していくうちに、自分という人間を理解できるようになります。
皆さんも、自信を失ったときこそ、自己分析をしっかり行い、自分自身をより知る機会を作ってみてはいかがですか?
僕もまだまだ自分自身を分かっていないことばかりなので、日々試行錯誤していきたいと思います。
以上が「【必見】テニスで、メンタルを強くするには?【3つ紹介】」でした。
下記に過去記事が載ってあるので、ぜひ良かったら読んでみてください