テニスで強くなるにはどのような意識を持って練習に取り組むべきか?【3つ紹介】

こんにちは、テニスコーチ Goです!

今日は、「テニスで強くなるにはどのような意識を持って練習に取り組むべきか?【3つ紹介】」について書いていきたいと思います!

結論から書いていきます。

①ウォームアップのショートコートラリーでは絶対にネットミスしない!

②ロングラリーする時は、暗黙の了解で、どっちが先にミスするかという勝負を始める

③ポイント練習する時に、「何が何でも、絶対に相手のコートにボールを入れてやる!」という強い意識を持ってプレーする

この3つです。これらを順番に説明していきます。

①ウォームアップのショートコートラリーでは絶対にネットミスをしない!

これは絶対的なモノです。

言葉の通りですが、「ウォームアップのショートコートラリーでは絶対にネットミスをしない!」というのを当たり前にして欲しいです。

かつて僕がアメリカに行った当初は、馬鹿みたいにショートコートラリーでネットミスしていました…

しかも、たった5分の間に10回とか…

単純計算すると、1分の間に2回ネットミスしていることになりますよね?

でも、それが良くない事だなんて微塵たりとも思っていませんでした。

「まぁウォームアップだし、オッケーでしょ!」

とめちゃくちゃ軽く考えていました。

そんな時、師匠に凄く厳しく叱られたのです。

「おい!ちょっと練習止めろ!たった5分、10分でなんだこのネットミスの量は!どうせ言っても分からないんだから、走ってこい!!」

え…なんでこんなに言われるんだ…(内心ビビってる)

正しく、師匠の言う通り、僕は言っている意味が全く分からず、言われたままに走りました。

そこからまたショートコートラリーを始め、めちゃくちゃ集中して、ネットミスを絶対にしないように意識を集中しました。

その結果、ネットミスが急激に無くなったのです!

師匠からのアドバイスは技術的な部分ではなく、「ネットミスが多いから走れ!!」でしか無かったですが、たったそれだけでネットミスが無くなったのです(笑)

なんだそれ!?まじ!?って思うレベルかもしれませんが、「もう走りたくないからネットミスは絶対にしない!!」というたったこれだけの意識だけで、ショートコートラリーでネットミスを無くせたのです。

要するに、ミスに対する意識が師匠のお陰でめちゃくちゃ上がったのです!

今でこそ、何も考えなくてもネットミスはしませんし、もちろん少し気が抜けるとミスしますが、もしネットミスしたら、「おいおい!ネットミスするな!」と自分に無意識に言い聞かせるようになっています。

勉強も何度も何度も同じことを反復練習しないと身に付かないように、テニスもたかがネットミスですが、そのネットミスが良くない事を身体に染み込ませるために、「ネットミスをしたら走る!」ということを念頭に置いて取り組めば、自ずと意識が高まり、当たり前のようにネットミスが減ります。

こう思うと、技術ではなく、意識の向け方一つでネットミスが無くなるので、皆さんもネットミスしたら腕立て伏せ20回とか、そういった罰を自ら課して身体に染み込ませると良いでしょう!(笑)

嫌かもしれませんが、そうやって自分にプレッシャーをかけることで成長スピードがグンと上がります!

僕はアメリカで師匠からそういったプレッシャーを毎日かけられながら練習に取り組んできたので、人一倍成長スピードが早かったなと今となって感じています。(笑)

もちろん、当時は師匠についていくのに必死で、考える余裕などありませんでしたが…(笑)

②ロングラリーする時は、暗黙の了解で、どっちが先にミスするかという勝負を始める

これは結構やってみると、面白いです。

言葉の通り、ロングラリーを始めてからお互い何も言わないですが、「絶対相手より先にネットミスしないぞ!」という意識を持って勝負を始めるのです。

僕がアメリカでテニスコーチをしていた時、よく午前中、僕よりも強い選手とよくヒッティングをしていました。

となると、先にミスをするのは必然的に僕になりますよね?

でも、そうすると相手の練習にならないので、僕が意識していたのは「とにかくアウトミスはしても良いから、絶対ネットミスだけはしない!」でした。

その意識を持って毎日取り組んでいたら、気付くと、ネットミスが本当に少なくなり、もはやどっちが先にミスするか、練習を始めてみないと分からなくなり、相手の選手も「Goコーチより先にネットミスしてたまるか!」みたいな意識に変わっていきました。

これがお互いの刺激となり、僕が先にミスすると、相手の選手は「よっしゃ!」と喜ぶし、僕も然りです。笑

そういった切磋琢磨な感じで、同じ意識を持って取り組むと、安定感が増し、強くなっていくのです。

つまり、強くなるのには、難しい練習は必要ないのです。こういった「相手より先にミスしてたまるか!」みたいな強い気持ちで取り組むことで、技術が固まり、考え方が固まり、安定感が身につくのです。

ぜひ、皆さんも練習する時、相手には何も言わずに「相手より先にネットミスしないぞ!」という意識を持って取り組んでみてください!勝つと、気持ちがいいですよ〜!笑

③ポイント練習する時に、「何が何でも、絶対に相手のコートにボールを入れてやる!」という強い意識を持ってプレーする

テニスで強くなるには、基礎的な技術練習はもちろん必要ですが、何より絶対的に必要なのは、ポイント練習です。

基本的に、ポイント練習のやり方はざっくり2通りあります。

  1. ラケットでボール出しをして、お互い1球目は真ん中に打ち、そこから自由にポイント練習をする
  2. サーブから始めて、ポイント練習をする

この2点です。

あとは、この2つの練習に少しアレンジを加えると、バリエーションが増えていきます。

例えば、

  1. 1で言えば、フォアハンドのクロス返しからポイントをする。
  2. 2で言えば、タイブレーク方式でやってみたり、セカンドサーブのみでポイント練習する。

色々やり方はあると思いますが、この2点が王道でしょう。

ここではポイント練習で必要な意識を説明していきたいと思います。

よくやってしまいがちな過ちは、ただ何も考えずにポイント練習をしてしまったり、自分が決めた事をやるのは良いですが、そのベクトルが気付いたらズレていて、ただひたすらバコバコ打っていたり、ミスのオンパレードになっていたり…とこんなところでしょう。

ここで、何が1番大切かというと??

「何が何でも、絶対に相手のコートにボールを入れてやる!」という強い意識を持ってプレーする

これに尽きます!!以上です!!

で終わるわけにはいきませんよね。笑

では、どうやってこの強い意識を持ってポイント練習するのか?

僕がよくアメリカでやっていたのは、ポイント練習を10回やります。

ここでの条件を説明しますね!

1回のポイントで、必ず10往復ラリーをした後に、ポイントプレーをすることです。

それを

【10回中8回成功しなかったら、走る。】×3セット

を毎日、馬鹿みたいにやっていました。

そうすると、「何が何でも10往復は絶対にミスしない!!」という意識がお互いに高まり、10回中8回成功しないと走らないといけない為、緊張感が高まった中で毎日ポイント練習ができたのです。

もちろん、精神的ダメージはめちゃくちゃ大きいですが、気付くと当たり前のように「絶対ミスしない!相手より先にミスしてたまるか!」というメンタル状況になっていくのです。

そうすると、試合でもそういった考え方に自ずとなります。この意識が無意識にできるようになれば、格上の相手にも勝てるようになり、強くなるのです!

なので、ぜひ皆さんもポイント練習をする時に、必ず何かしら条件をつけた上でやってみて下さい!

そうすると、意識、集中力が高まり、強くなっていきます!

もちろん、これを自分のモノにするには、最低でも3ヶ月はかかります。最低で3ヶ月なので、それ以上かかる事を覚悟してください。でも、僕が本気で感じることは、「時間をかけない事には、何事も本物の実力として身に付かない!」と、アメリカ3年間で肌で体感したので、根気強くやってみて欲しいなと思います!

以上が「テニスで強くなるにはどのような意識を持って練習に取り組むべきか?【3つ紹介】」でした。

ここまで読んで下さった読者様、本当にありがとうございます!少しでも僕の経験が皆様の次に繋がる糧になれたら心から嬉しいです!

それでは、また来週、このGoブログ【アメリカテニス留学3年】でお会いしましょう!!

それでは、また!!

See you again !!

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