こんにちは、Goです。
今日は「【徹底解説】ディフェンスプレーヤー同士の試合で、勝つコツ3個【シングルス】」について書いていきます。
結論から書きます。
①長いラリーを覚悟する(1ポイント最低10往復)
②相手の弱点を見つけ、そこを徹底的に突く
③最後は、気持ちの強さ!
これら3つを僕の経験を交えて解説していきます。
①長いラリーを覚悟する(1ポイント最低10往復)
ディフェンスプレーヤー同士の試合で、まず大切なのは、長いラリーを覚悟する事です。
1ポイント最低10往復という数字は、誇張でも何でもなく、具体的かつリアルな数字です。
前提として、ディフェンス同士なので、まず簡単なミスは起きないと考えます。
さらには、コートカバーリングも広いので、追い込んでも追い込んでもボールが基本的には返ってきます。
そうなった時、
念頭に「毎ポイント10往復は必ず続ける」という意識を持つと、焦らず、冷静に返せます。
ちなみに、僕はディフェンスプレーヤーなので、試合に入る前は必ず「毎ポイント10往復以内のミスは絶対しない!!」と強く言い聞かせて、試合に臨みます。
もちろん、すぐミスしてしまう事もありますが、毎ポイント、最低でも10往復ラリーする事は徹底します。
②相手の弱点を見つけ、そこを徹底的に突く
長いラリーを覚悟した上で、次に必要な事は、相手の弱点を見つけ、そこを徹底的に突くことです。
何も考えずにただひたすらボールを返すだけでは埒が明きません。
それだとスタミナが多い方が勝利をもぎ取ることになります。
長いラリーをしながらも、相手の弱点を探していくのです。
凄く一般的な相手の弱点の考え方を紹介します。
- 相手のバックハンドはフォアハンドより弱いから、バックハンドに多くボールを集める
- 相手は短いボールが苦手だから、敢えてスライスを使って中途半端な短いボールを混ぜていく
- 相手はフォアハンドが得意と思いきや、バックハンドが得意だから、フォアハンドに多く集まる
①に関しては、主流な考え方です。
基本的に、バックハンドの方が不得意な方が多いので、最初はバックハンド攻めというのが定石です。
②に関しては、意外と分からない人が多いです。
中途半端な短いボールの処理は、僕でも結構苦手ですし、ほとんどの人は上手く対処できません。
その短いボールを敢えて打つ事も技術が必要なのですが、打てると、ディフェンスプレーヤーとしての幅が広がります。
③に関しては、「え。。。?」と思う方が多いかもしれないです。
基本、フォアハンドの方を得意とするプレーヤーの方が多い中、バックハンドを得意とするプレーヤーもいます。
その見極め方は、簡単です。
- フォアハンドで打てるボールを敢えてバックハンドで回り込むこと
- 立ち位置がテニスコートの真ん中を境にフォアハンド寄りに立っている(下の図)
この2点で、判断できます。
2点目は、バックハンド側を空けることで、相手にバックハンド側に打たせるようにわざと仕向けているのです。
そうする事で、バックハンドを打つ回数が増えて、相手の得意なショットなので、リズムが上がって、厄介になります。
これまで書いた弱点の見つけ方は、僕の経験から来ることですが、他にも沢山あります。
長いラリーをしながら、相手の弱点を探して、徹底的に突く事で、ポイント取得率はグンと上がります。
③最後は、気持ちの強さ!
ここまで勝つコツを2点書いてきましたが、最後は気持ちの強さが大切です。
長いラリーを覚悟し、その上で、相手の弱点を突くことを徹底し、この2つをしっかり実行に移したとしても、勝利をもぎ取る事は本当に至難の業です。
勝敗の分かれ道は、「どれだけ相手に負けたくないか?どれだけ踏ん張れるか?どれだけ勝ちにこだわっているか?」それを強く思う気持ちが大きい方が勝ちます。
では、相手より勝ちたいと思う気持ちの大きさは、どうやって判断するのか?
こればっかりは、試合に沢山出ないと、分かりません。
僕は、アメリカで沢山の試合に出てきましたが、相手が格上だろうが格下だろうが、いつだって本気で勝ちに行っていました。
それでも、何度も何度も負けを経験し、その度に悔しい思いをして、「何で勝てないんだ!もっと自分を追い込んで、練習に励むぞ!」と反骨精神の塊でした。
でも、負けを沢山経験していく中で、自分では気付かずとも、確実にレベルは上がっています。
そして、僕のターニングポイントは、アメリカで確実に自分より格上だと思っていた相手に、本番の試合で勝てた時です。
それを機に、一気に自信がついて、そこから大きく変わりました。
それから日本に帰国して、試合に出た時、勝つか負けるか分からない状態になっても、「絶対に負けてたまるか!!」という強い気持ちが湧き上がってきて、そんな時は、勝利を掴んでいます。
なぜ勝利をもぎ取れたのか、僕自身も正直言って分かりませんが、きっと負けを経験していく中で、メンタルがどんどん強化されていったのだと思います。
試合に沢山出て、負けを経験する事は大事です。
その中で、メンタルは次第に鍛えられていきます。
最初からメンタルが強い人なんていませんので、安心してください。
負けを怖がらず、むしろどうなっても良いから、試合に沢山出て、経験を積む事をオススメします。
それ以外に、気持ちの強さ、メンタルを鍛える方法はありません。
以上が「【徹底解説】ディフェンスプレーヤー同士の試合で、勝つコツ3個【シングルス】」でした。
下記に過去記事が載ってあるので、ぜひ良かったら読んでみてください💁♂️