僕の夢「1人で世界を旅する！！」に向かって、自分の足を決して緩めることなく、突き進んでいきたいと強く思います！！

おはようございます。

今日は、昨日の午後の仕事で「自分はまだまだだな」と考えさせられた出来事があったので、それについて綴ろうと思います。

昨日の午後は、久しぶりに師匠のアシスタントコーチとして仕事をしました。

最初の2時間ほどは、師匠の隣のコートで4名のテニス選手達をじーっと見ていました。その4名を見ていて素直に思ったことは、「この子達は、何のために練習しているのだろう？」というところです。

もちろん、選手達は、当たり前のようにテニスラケットを持ってきて、テニスシューズを履いてきて、テニスコートには来ます。でも、ただそれだけなのです。その先の目的は、彼らの練習を見ていて、全くもって感じられなかったのです。僕が感じたのは、「ただテニスコートに来て、ただテニスボールを打っている。」これだけです。

このためだけにテニスコートに来ているのなら、テニスをせずにまだ勉強をしていた方がマシだと思ってしまいます。要するに僕が言いたいことは、選手達はテニスコートで気付いたら目的を持たずに無駄な時間をずーっと過ごしているということです。

実際、その4名全員が、僕が真剣に見ている生徒ではなかったら、流せるのです。「所詮、そんなものか。」と。でもその中の1人に僕が真剣に見ている生徒がいたのです。その子には「何のために練習しているの？何に集中しているの？この練習は果たして試合に勝つための練習なの？」と伝えました。そしたら、案の定、その生徒は全く考えていなかったのです。それは、練習を見ていてすぐ分かります。だから、「今何をすべきか？何に集中すべきか？」を伝えて、練習に戻しました。

その後、他の3名がチンタラしていたので、僕はその真剣に見ている生徒とヒッティングをしました。

その後に起こった出来事が重要ポイントなのです。

その3名に対して、師匠が「ランニングしてこい。日陰で休んで3人で話しているぐらいなら」とランニングをさせました。僕はそれを見て、「それはそうなるよな。」と心の中で思い、その真剣に見ている1名の選手とヒッティングをしていたら、その選手が想像以上にミスを連発するのです。

それを見て素直に思ったことは、「僕がその子にかけてきた時間は無駄だったのか？」ということです。今まで沢山の時間をその子に費やしてきて、考え方を教えてきました。でも、結局僕が全部働きかけて、その子が自主的に何かを考えたり、行動に移したりするということは実際、少ないのです。

それでも、僕なりにその子を変えようという思いが心の底であるので、諦めることなくその子と向き合っています。

その後、その子と話していたら師匠がご指摘して下さいました。「Goも考えないといけない。時間を沢山費やしてこの結果なら、Goの導き方が悪いのか、はたまた、選手のやる気がないのか。どちらかしかない。どちらからの方向で捉えても良いけど、結果はついてきていないということが事実としてあるのだから、考えていかないと。」と。（この言葉は僕なりに少し訂正しましたが、師匠の伝えたいメッセージの内容は全く同じです。）

それを聞いて、「僕のやり方は間違っているのか？」と考えるキッカケを与えて下さいました。僕は自分でも思うのですが、優しすぎる分、異常にその子に付き合ってしまっている部分があるので、「その優しさが仇となっているのではないか？」と考えました。

答えはまだ導き出せていないのですが、まだまだ自分は未熟者だなと思わされた瞬間でした。

また、「人を変える」ということは、本当に至難の業であることを痛感させられました。それは、僕が良かれと思ってその子に沢山の時間を費やしてきたけれど、結果がついてきていないからです。

僕はアメリカ生活を2年9ヶ月過ごしてきて、今ようやく自分の成長を感じられるようになりましたが、正直、ここまで来るのには壮絶な日々の連続でした。

どん底もどん底を味わい、それでも僕の選択肢には「逃げる」という選択肢は無く、「やるしかない」という選択肢しか無かったからこそ、ここまで這い上がることができました。でもそれを成し遂げられたのは、家族の支えがあり、師匠がしっかり見てくれて、何より僕がそれだけ真剣だったからだと確信を持って言えます。

その子は、まだまだそういうものが無いのだと思います。自分の人生なのに他人の人生を生きているような感じです。つまり、自分の人生に対して真剣に取り組んでいないということです。これを真剣に取り組むようにさせるには、相当至難の業であり、その子の覚悟が要求されます。

はたして、いつその子は自分の人生に真剣に向き合うようになるのか？

分かりません。時を待つしか無いのです。

師匠は、そういう子達を沢山変えてきた方なので、本当に偉大だなと思います。今の僕には、正直できません。そんな力は持っていません。断言できます。（でも、だからと言って諦めていません。常に模索中です。）

そんな風に考えて、今思うことは、「本当に自分の夢に向かって、自分の為に、自分に対して全エネルギーを注ごう！！」という事です。それが夢を叶える為の一番の近道だと思うからです。

もちろん、今、真剣に見ている生徒達を見捨てるということはしません。むしろ、しっかり見ていきます。

それと同時に、自分が「しっかり考えて行動に移す」を繰り返して、背中で語っていく姿を見せていきたいと思っています。それが伝わる生徒が1人でもいてくれさえすれば、それは本望です。（伝わらなかったら、仕方がないです。そこは腹を括っています。）

まだまだ僕は甘いところが沢山ありますし、直すべきところも沢山ありますが、日々をもっともっと真剣に生きていきたいと強く思っています。

僕の夢「1人で世界を旅する！！」に向かって、自分の足を決して緩めることなく、突き進んでいきたいと強く思います！！

頑張ります！！

By Go

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