こんにちは、Goです!
今日は「自分を120%信じる」という話です。
よく「自分を信じろ!」という言葉を聞きますが、これは本当に難しいです。言葉では簡単に言えますが、行動に移すと分かります。誰もが必ず、次のような言葉を思い浮かべます。
「え、俺(私)にできるかな…?」
と。そうなんです。必ず、自分自身に対して疑念が浮かぶのです。僕も必ず何かに挑戦しようとする時、この言葉が思い浮かびます。
では、なぜ疑念が浮かぶのか?
それは単純に自分に自信が無いからです。「果たして自分にできるのだろうか?」という不安がビックリするぐらいに自分に押し寄せてきて、行動できなくなるのです。僕なんかは、それが積もりに積もって自分に自信が無くなって、途方に暮れていました。どんなに「自分を信じる!」と強く心の中で唱えても、時間が経つにつれて、自分に対する不信感の方が増していき、何も継続できなかったのです。
では、そこからどのようにして自分を120%信じるまでに到達させるのか?
結論から言うと、弱い自分と向き合い続けることです。人間誰しも、弱い自分と向き合うことから逃げたくなります。その弱い自分を受け入れることが恐いのです。これは自己肯定感が強すぎるがゆえに生じることだと思います。
例えば、テスト100点満点で60点取れた場合、
自己肯定感が強い人⇒「俺(私)はもっと点数が取れたはず!」と肯定して、今の自分を否定してしまいます。それが続いてしまうと、心はどんどん疲弊していきます。
そこを改善するためには、自己受容が必要なのです。
先ほどの例を使うと、「俺(私)は60点取れた。次は、もう少し取れるようにしよう!」といった感じです。
自己受容とは、今の自分の現状をありのまま受け入れることです。僕は、アメリカに来て「世界一のテニスプレーヤーになる!」という大きな夢があり、そこまでは程遠い道のりだったので、その夢を考えていると、頭がおかしくなりそうでした。だから、1日1日を本当に本気で生きて、1日の終わりに「今日はやるだけやった!」と言える日々を積み重ねていきました。
結果的に、世界一のテニスプレーヤーにはなれませんでしたが、そうやって日々を積み重ねていって、弱い自分と向き合うことを続けていったからこそ、自分に対して不信感が9割を占めていたのが、不信感はほとんどなくなり、自信に変わっていったのです。
今となっては、自分を120%信じる事ができるようにまでなりました。ここに至るまでは、本当に過酷な日々でした。自己受容はできてはいましたが、師匠との厳しい日々の特訓を繰り返していて、弱い自分があまりにも出てきてそれを受け入れる器が無かったときは、もう大変でした。そんな時は、「自分の存在価値ってあるのかな・・・?」とまで落ちたことがあります。
でもそんなことを何度も繰り返していくごとに、少しずつ弱い自分を受け入れられるようになり、今は本当に強くなって、自分を120%信じられるようになっています。
自分を120%信じられるということは、人に対しても120%信じられます。もし自分を50%しか信じられないのなら、人に対しても50%しか信じられないのです。
人に対して信じられるパーセンテージは、自分に対して信じられるパーセンテージと完全一致しています。
僕が自分を120%信じられるようになったのは、僕がどんな事をしても心から愛してくれる家族がいて、そこに加えて、師匠との出会いがあり、師匠が本気で僕に向き合ってくれているからです。
だから、僕もその気持ちに応えようと決意を固めて、人間的に物凄く変わってきました。
結論、自分を120%信じるには、弱い自分を受け入れる事の繰り返しです。あとは、その人自身の覚悟の量です。覚悟が強ければ強い人ほど、どんな荒波が来ても耐えられ、前を向いて歩むことができます。
その覚悟をいかに若いうちに持てるかで、人生は大きく変わってきます。
是非、皆さんも自分の人生に対して、大きな覚悟を持って何かに挑戦することをしてみて下さい。その先の困難は沢山ありますが、決意を固めて行動すれば、必ずどんな壁も乗り越えられて、どんな形であれ自分に全て良い形で返ってきます。
では、今日はこの辺で!
By Go