Goブログ【アメリカテニス留学3年】 こんにちは、ごうです！
今日は【このアメリカ生活2年10ヵ月で考え方を劇的に変えてきた】という話です。
ここ1週間は、師匠と朝から夜までほとんどの時間を共に行動させていただいて、本当にタフな日々を過ごしていて鍛えられています。師匠との時間は本当に貴重だなと思います。
実は、僕が渡米して1年目の時（2年ほど前）は、師匠と1日一緒に行動するだけで、めちゃくちゃ疲労困憊になっていました。
それはなぜか？
師匠の考え方と僕の考え方には雲泥の差があったからです。当時は師匠から考え方をゼロから修正されて、今まで生きてきた22年間が否定されているように感じました。
それはどうしてか？
考え方というのは、生きてきた人生そのものに繋がるので、考え方を修正されることは今までの人生観を否定されていると感じてもおかしくないのです。なので、師匠の考え方を受け入れるのに沢山の時間を必要としましたし、沢山のエネルギーを必要としました。それが自分のキャパシティを超えると、涙を流していたことも沢山ありました。
では、今は果たしてどうなのか？
師匠と1日行動しても、2年前ほど疲労困憊になることが無くなりました。それは、このアメリカ生活2年10ヵ月で考え方を変えてきたからです。
人というのは、高校生からほとんどの人が変わらない選択を取るということを聞いたことがあります。ましてや、20歳過ぎてから変わる人はほとんど存在しないと聞いています。
ではなぜ僕は20歳過ぎてから考え方を変えられたのか？
大きな要因の一つとしては、素直さが出てきます。とにかく師匠に指摘されたことは、全て受け入れる姿勢でいました。もちろん、全てを受け入れられたとは言えませんが、ほとんどの事は素直に受け入れて沢山考えて、行動に移していました。
その次に考えられるのが、夢の大きさとその夢に対する情熱です。僕は「世界一のテニスプレーヤーになる！」という夢を持って、「絶対叶えてやる！」という強い気持ちを持って渡米したので、どんなにしんどくても、気持ちの強さで乗り越えられました。
そして何より大きなことと言えば、家族が心から応援してくれているということです。家族の中で僕はかなりぶっ飛んだ生き方をしていたので、家族からすると不安で仕方なかったと思います。しかし、僕が決めた事には一切反対をせず、後押ししてくれました。どんなに愚かな行動をしても、いつも深い愛情を持って接してくれました。その安心感があったからこそ、1日1日を全力で生きることができて、厳しいアメリカ生活を乗り越えられて、常に前を見据えて歩めました。
それに今となってはアメリカでしっかり自立して生きているので、家族は心配をせず、誰よりも僕の事を心から応援してくれています。本当に家族には感謝しか無いです。
大きくこの３つが考え方を変えるキッカケになりました。
今はアメリカにきて2年10ヵ月になり、考え方が劇的に変わり、師匠とまともに会話できるようにまで成長しました。師匠と比べるとまだまだ短絡的な考え方をしていて時々指摘を受けますが、すぐ受け入れることができるようになるまでに考え方が成熟し、精神的にもかなり強くなりました。
そして、今は何を考えているか？
今働いている某テニスアカデミーを残り2年したら辞めて、世界を旅したい！ということです。このアメリカで経済的にも自立してきているので、ほとんどの人には「辞めるのは勿体ない」と言われると思います。
でも、師匠と沢山行動を共にしてきて、「本当に心からしたい事は何か？」を凄く考えるようになりました。それを見つけてから、苦しい事も辛い事も本当に乗り越えられてきたのです。僕は、好きな事じゃないと嫌になって継続できなくなります。でも、好きな事だとどんなに嫌なことがあっても乗り越えられてきた自負があります。
このアメリカで予定では1年しかいないはずだったのに、2年10ヵ月、もうそろそろ3年経ちますが、この年数、アメリカにいることが物語っています。
今本当に心からしたいと思うことは、世界を旅したい！なのです。その先の事は一切予想がつかないですし、どこに行きたいかということも正直無いです。どこかの国に知り合いがいるということも無いです。
だからこそ、やってみたいという好奇心が芽生えます。「1人旅したら、どうなるんやろ？」と純粋にその先が気になるのです。
こうやって考えられているのも、師匠の考え方をずーっと教えていただいて、とにかく必死についていったからです。
ほとんどの人は、僕と同じ立場になったら逃げてしまうのではないか、と思います。僕も逃げようとしていた事がありましたから…笑でも今は全く逃げることなく、しっかり師匠の背中を見て日々を真っ直ぐ生きています。
2年後にここの職場を辞めるとなったら、師匠と居られる時間も残り2年になります。なので、吸収できるものは全て吸収していきたいと強く思っています。
人生において外の師匠と出逢えることはほとんどの人は居ない中で、僕は出会えたのでこの出逢いに本当に感謝しています。
まだまだ経験値も浅く、考え方も浅いですが、日々もっと自分と自問自答していって、自分を高めていきたいと思います。
頑張ります！
今日はこの辺で終わらせていただきたいと思います。