【人はどうやったら心が満たされるのか?】

 

こんにちは!!

 

今日は、アメリカはLabor Day(労働者の日)という祝日で、休みのはずなのですが、テニスアカデミー自体は午前から練習があり、僕は1日中仕事でした。笑

 

今日の午前、仕事をしていて、ふと考えさせられたことがあります。それは、「人はどうやったら心が満たされるのか?」ということです。

 

なぜそのことについて考えたかというと、たまたまなのですが、今朝インタグラムを見ていた時に、ある女性の投稿を見たからです。

 

全ての内容は覚えていなのですが、そこの投稿に書かれていたのは、「真剣に生きているのにどこか心が満たされない。不自由なく生きているのに、どこか満足できない。」という内容でした。でも、最後に締めくくっていたのは、「“今”という瞬間をとにかく全力で生きる」みたいな感じでした。

 

その投稿を見て、僕も共感しました。

 

僕は小さい頃から凄く活発な男の子でした。とにかく外で遊ぶことが大好きで、一番好きだったのは、かけっこでした。それで1番になることが僕にとって物凄く嬉しいことであり、常に1番じゃないと気が済まないような感じでした。凄く無邪気で、自分が心の底からやりたいと思ったことを我慢することなくやっていて、凄く楽しかった記憶があります。

 

でも、年齢を重ねていくにつれて、現実を突きつけられて、自分が心の底からやりたいと思うことを言えなくなってきて、どんどん心は委縮していき、どんどん自分の殻に閉じこもるようになりました。素直な気持ちを言うことがダメな事だと暗に突きつけられていたように思います。僕の一番身近な大人は父親と母親だったので、その中でも僕が目指すと言ったら父親になるので、そうなると僕が小さい頃に掲げていた夢は否定されていき、どんどん生きづらさを感じて、父親が歩んだ道を進まないといけないということを無意識に植え付けられていたと思います。なので、20歳まで本当に良い子ちゃんを演じてきました。「両親に迷惑をかけないように。とにかく自分は煙が立たぬように真面目に生きよう。」と。(これは決して両親のせいではありません。これは仕方ないのです。親と子というのは、そんな感じだと思います。)

 

それでも、やはり1番になりたいという気持ちは常に心の中にあったので、大学受験はトップの東京大学を目指していました。そこを受かれば、両親に認めてもらえて、逆に言えば、そこ以外の大学に行けば、自分の人生は終わりだと本気で思っていたのです。

 

要するに、ただただ両親からの承認欲求がめちゃくちゃ強かったんですよね。子供とは、そういう生き物だと思います。「親から認められたい」という気持ちは誰でも強いかと思います。

 

そんな風に自分が本当にやりたいこととは全く違う方向へ進み、その中で、どんどん自分を追い込んでいったので、僕の精神状態は崩壊に向かっていったのです。どんなに勉強しても心は満たされず、不安だらけで、「東大に受からないと俺は死んだも同然」と思うほどまでに無意識に追い込んでいました。なので、高校3年になったときにはもう取り返しがつかない状態になっていて「東大に落ちたらどうしよう…」と不安が募りすぎて、それで勉強に全く手がつかなくて、明日が来るのがめちゃくちゃ怖くなってちょっとした鬱状態にまで陥ったのです。もうそこまで行くと、「このまま消えたい。このままこの世からいなくなりたい。」と自分の存在を否定するようになり、心は閉ざされていくばかりでした。頑張りどころが全く見つからなくて、「何の為に受験勉強しているのか?いつになったらこの苦しみから解放されるのか?どれだけ勉強しても、不安は募っていくばかり。もう無理、無理、無理…」と精神状態はどんどん崩壊していきました。でも、そんな状況を両親に素直に伝える事なんて恥ずかしくてできないと思って、もう限界だったのです。

 

「この苦しみは、誰にも分かるわけない!」

 

そんな風に自分を閉ざしていましたね。

 

今となっては、それは良い経験として自分の中に蓄積されています。そこから今の自分を想像することは不可能なことでしたし、まさかアメリカで生活しているなんて予想だにもしていませんでした。

 

そんな感じで、僕は17歳の高校2年生の最後らへんから、初めて自分で自分の人生について真剣に考えて、挫折が始まっていったのです。

 

その時は、どんなに勉強を頑張っても心は満たされない状態で、物凄く追い込んでいましたが、結局不安は解消されませんでしたし、どんどん苦しくなっていく一方でした。決して貧乏な家庭に育ったわけでもなく、高校は偏差値が割と高い所へ行っていて、何不自由なく過ごしてきたわけですが、それでも心は満たされないという状態だったのです。

 

では、なぜ心が満たされなかったのか?なぜ、どれだけ頑張っても苦しかったのか?

 

今だからこそ、率直に言えます。それは、自分が本当に心の底からやりたいと思ったことをやっていなかったからです。要するに、自分に嘘をついて、両親にただただ認められたいその承認欲求の為に頑張っていたからです。自分の為に頑張ったことは無かったのです。だからこそ、どれだけ頑張っても両親に認められない以上、その頑張りが報われないという固定概念に捉われすぎて、どんどん自分を見失っていったのです。

 

自分を見失うと、人生というものは生きづらくて仕方がなくなると思います。なぜなら、自分の人生は自分でしか歩めないのに、他人の人生を、僕の場合でしたら、両親の人生を歩んでいたようなものだったからです。自分の意志は全く無かったのです。だからこそ、頑張る意味すら見えなくなって、例え周りの人から「Goなら東大受かるよ!このまま勉強していけば!」と鼓舞されても僕の意志で勉強しているわけではなく両親からの承認欲求を得たいがために頑張っていたので、心の底から熱量が出てくるものではなかったがゆえに、受験1年前には心が追いつくことが出来ずメンタルが崩れたのです。

 

そこから約7年という月日が経ち、今の僕が存在しています。

今は、自分が本当に心の底からやりたいと思っていることを7年前の自分と比べたら、天と地の差であるほど、しっかりやれていると思います。だからこそ、心の充実度もかなり違います。もちろん、今やっている仕事が120%やりたいことではなくて、今は大きな夢「世界を1人旅する!」に向かって準備するために今ここ某テニスアカデミーで働いています。なので、まだまだ心は完全には満たされていません。そんな中でも、一番好きなテニスを仕事にできているので、運が良いと思います。

 

ここで、インスタグラムの1人の女性の投稿の話、そして、僕の過去の話から伝えたいことをまとめさせていただきます。

 

人はどうやったら心が満たされるのか?

 

それは、自分が本当に心の底からやりたいと思ったことを貫くことです。もちろん、それには相当なガッツや根性が必要だと思いますが、それを貫いて継続していくことで、心と体は一緒になって前に進んでいくと思います。

 

どれだけお金があっても、どれだけ人脈があっても、どれだけ仕事ができても、結局、今やっていることが本当に心の底からやりたいと思うことでなければ、どこか寂しい感覚、心が満たされない感覚を覚えるのだと思います。それでも、現実は厳しいからと言って、自分を誤魔化したり嘘をついたりして、自分の人生を諦めて時間を過ごす人がほとんどだと思います。僕は、素直の中でも究極的に素直なほうだったので、自分を誤魔化しながら生きていくとなったときに、17歳から何か違和感を感じ始めただけなのです。

 

そこから、7年が過ぎ、ようやく自分が本当に心の底からやりたいと思うことを見つけることができ、それに向かって真っ直ぐ生きることができています。今は、嘘偽りなく、真正面から自分の人生を歩めているので、逆にどれだけ苦しいことがあっても乗り越えられるようになっています。

 

この世には自分の好きなことを貫いて生きている人は少ないと思います。僕自身、そんな人生を歩めるなんて思ってもみなかったです。でも、今こうして自分の心に正直になって人生を歩めていることに対して、物凄く幸せに思います。

 

ここまで来るのには、沢山の壁を乗り越える必要があったので大変でしたが今となっては全てが自分の糧になっているので、全てに意味があると思えます無駄な事など存在しないと断言できるほどまでに成長しました。

 

結論、心を満たすようにするためには

 

自分が心の底から本当にやりたいと思うことに対して、とてつもない情熱を注いで、貫くことだと思います。そこには、想像を絶するほどの大きな壁がいくつも連なっていますが、自分が本当にやりたいと思うことなので、どんな苦難、困難が待っていようが、乗り越えられると思います。

 

実際、僕がそうでした。逃げようと思ったことは何度もありましたが、テニスというスポーツが僕にとって最も好きなものだったので、何とか耐え抜いて前に進むことができ、さらには新たな夢を見つけられたのです。

 

その前に、自分が心の底から本当にやりたいことを見つけるのがまず大変と思いますが、それはどれだけ時間がかかっても良いと思います。僕も実際21歳の時に、本当に覚悟を決めて行動に移したぐらいなので。でも、覚悟を決めてそこに乗り込んだら、あとは行動していくのみです。その先の人生を考える必要などないのです。自分が「これだ!」と思った1本の軸を原動力にして、とにかく日々を、目の前のことを真剣に取り組んでいけば、道は必ず開けてくると思います。

 

僕もまだまだ5年後、10年後のことは想像できないですし、どんな人間になるか、なんてことは今の僕には全く分かりません。それでも、今は「世界を1人旅する!」という大きな夢があって、それを叶える為に日々を必死に生き抜いています。

 

模索しながら、とにかく明日の事など考えることなくという瞬間を大切にしています。

 

皆さんが平等に与えられているものは、時間です。そこはどんなに偉大な方だとしても、変わらない事実です。だからこそ、その日その日を全力で生き抜くことができたら人生というものは大きく変化していくと思います。その為にも、自分が心の底から本当にやりたいことを見つけ、そこに没頭していくことが一番だと思います。

 

僕は21歳からとにかく自分が心の底から本当にやりたいことを貫いたおかげで、2年9ヶ月経った今、物凄く変化しています。自分でその変化を感じることも出来ています。

 

人は生きている人数分だけ、人生が存在すると思います。どんな人生でも間違いなんて存在しませんし、人それぞれだと思います。

 

僕は、自分が「これだ!」と思ったことを、最後まで筋を通して貫いていきたいと強く思うので、自分の信じた道をしっかり歩んでいきたいと思います!

 

これから先の未来に保証なんてありません。未来への保証は、今を真剣に生き抜いた分だけ作り上げられていくものだと思っています。なので、とにかく今は夢に向かって、その夢を原動力にして、日々を全力で生きていきたいと思います!!

 

頑張ります!!

 

By Go 

 

go_oceans28

 

P.S.

 

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