おはようございます!
今日は朝9時に目を覚まし、プロテインを飲んで、久し振りに外でランニングをしてきました。いつもはアカデミー内にあるジムを使い、そこにあるランニングマシーンを使ってランニングをしています。
実は、最後に外でランニングをした記憶は正直ありません。そんな前ではないと思うのですが、去年の今頃、毎朝6時ぐらいに目を覚まし、外でランニングをしていたら、膝を痛めてしまったので、それから外でランニングをするのは懸念していたのです。
外でランニングするときは、必ず片道6.27kmのところを往復して約12.5kmを走ります。大体、片道28分ぐらいで走るので、往復で単純計算すると、56分~58分で走り切ることが出来るのですが、今日は59分42秒23で走り切りました。
久し振りに外でランニングをして、雑念が入ってくる感覚を久しぶりに感じました。今日、頭の中で芽生えたのは「今日は何のブログについて書こうかな?」や「夢に向かって走り続けたい」など。でも、走り続けていると、そんなことを考えていたら疲れてしまうので、無心になって「とにかく前へ前へ、一歩ずつ一歩ずつ」という考えになっていきます。僕は、この考え方が人生を生きていく上で最も大切な考え方ではないか、と思います。
ひたすら目の前に続いていく道を一歩ずつ一歩ずつ地道に歩むことでしか前に進めない感覚、疲れて歩いたらゴールまでに辿り着くのに時間がかかってしまうので足を止めたくないと思う弱い自分との葛藤、そういうのがランニングを通して物凄く体感することが出来るのです。
今日は、折り返し地点でお腹が痛くなりました。そこでトイレに行きたくて、近くにスタバやマックがあり、そこにあるトイレを使おうと思えば使えたのですが、何も買わず、その上、汗ダラダラで使うのは申し訳なくて、僕の選択肢には、最後まで走り切るという選択肢しか残っていませんでした。歩くことも出来たのですが、そうした場合、復路で1時間は余裕で超えてしまうので、それは嫌だったので、そこからは自分との戦いでした。
そこで、自分に言い聞かせたのは、次のような言葉たちです。
「Go、こんなところで負けてんじゃねーよ!自分に負けるな!一歩ずつ一歩ずつ前に進め!」
こんな言葉をずーっと心の中で言い聞かせていました。いたって、シンプルですよね。でも、実際お腹が痛くなったのは、きっと自分に負けそうになっていたからだと思うのです。久し振りに外で、しかも34℃という暑い中、雲一つない太陽の下で1時間ランニングをするということは、実際問題、しんどくて休みたかったのだと思います。
渡米する前の僕でしたら、120%の確率で歩いていたと思いますし、休んでいたと思います。それは、単純に人間として物凄く弱くて、さらには自分が弱いということを自分で認識できていなかったからです。
きついことがあると、すぐ逃げたくなったり、辞めたくなったり、「よし!これを毎日続けよう!」と決意してもすぐ諦めることがほとんどでした。
ほとんどの人もきっとそうではないか、と思います。僕は実際、2年9ヶ月前はそんな人間でした。本当にどうしようもない人間でした。
説教されたり、自分が心の中で誤魔化していたことを見抜かれて指摘されるだけで、心も体も拒絶反応を起こしていました。
ではなぜ、2年9ヶ月を経て、今の僕は逃げずにきついこと、辛いことに立ち向かえるのか?
それは、「これからの人生においてどんなに苦しいことがあっても辛いことがあっても、絶対に逃げない!」と、2018年1月1日、僕がここ某テニスアカデミーでテニスコーチとして働くことになってから固く決意したからです。
渡米してから、正直本当にしんどい日々の連続で、「日本に帰りたい。家族に会いたい。アメリカに来るべきではなかったのかもしれない。日本の大学にいつも通り通っていたら、こんなに辛い思いやしんどい思いをせずに済んだかなぁ。」と思うことは沢山ありました。それでも、「世界一のテニスプレーヤーになる!」という僕にとって物凄く大きな夢が、僕自身をを支えてくれました。「どんなにしんどくても辛くても、俺はこの夢の為にやっているんだ!」と言い聞かすことが出来たからです。
それでも、やはり僕は弱い人間に変わりないので、最後の最後で限界が来て、テニスコーチになる手前で「もう日本に帰りたい…アメリカで、しかも師匠の下で働くなんて俺にはできない…俺には到底そんな壁を乗り越えられない…」と自信を無くしていました。
でもそんなときに、家族が、特に姉ちゃんが、Line電話を使って4時間ほど僕を説得してくれて、何とか踏みとどまることが出来て、今に至ります。
その経緯もいつかまた詳しく綴ろうと思います。
そんなこんなで、「もう絶対に逃げることはしない!」そう強く覚悟を決めてから最初はもちろん師匠からの厳しいご指摘はありましたが、「どんなことがあっても、絶対に師匠についていく!」と決意していたので、指摘されたことは素直に受け止めてすぐ行動に移していました。
そうしたら、気付いたら以前ほど指摘されることが少なくなり、自分自身で考えて主体的に行動できるように少しずつ少しずつなってきました。
それを可能にしたのは、まさしく「覚悟」以外に他ならないと思います。強い覚悟を持ったことで、どんな壁が立ちはだかっても、真正面から受け止めて「絶対に乗り越えてやる!」という強い精神の下で、ここまでやってこれたと思っています。
今日のランニングもたかがランニングなのですが、そうやって弱い自分と戦って、何とか走り切ることが出来たのです。しかも、自分で自分自身を強く鼓舞し続けたことで、お腹の痛みが消えて、よりエネルギーが湧いてきました。そこで確信したのは、「一番大切なのは、強い精神力!!」ということです。
どれだけ優れた技術があろうと、気持ちが弱ければ、使いこなすことが出来ないと思っています。
逆に、技術を持ち合わせていなくても、気持ちがとことん強ければ、どんどん成長して人間として強くなると思っています。
僕は、テニスを通して、ランニングを通して、気持ちが最も大切であるということを、日に日に強く確信に近づいています。
師匠と今月から一緒に仕事をさせていただくことになり、久し振りに師匠をテニスコートで見ていると、強い気持ちがヒシヒシと伝わってきます。それが良い意味で僕に緊張感を与えてくれて、刺激をもらいます。本当に有難いですし、感謝しかありません。
成功する人と成功しない人の大きな違いは、「覚悟」そして、「強い気持ち」この2つをどれだけ持ち合わせているか、だと思います。
僕は渡米前はこの2つともめちゃくちゃ弱かったのですが、アメリカでのテニスを通して、真剣に1つの事に没頭したお陰で、この2つの意味が当時より深く身に染みて感じられるようになりました。
僕は今までのブログでも綴っているように、これから「1人で世界を旅する!」という大きな夢に向かって突き進んでいきます。世界を1人で旅するのは、正直不安がありますし、どういう人生が待ち受けているのだろうか、と全く想像がつきません。もしかしたら、危険なことが待ち受けているかもしれないですし、一方で、世界観が変わり、考え方も変わり、より自分の人生が花開いていくかもしれません。
未来のことは正直分かりませんが、1日1日を本気で生き抜くことができるならそれでいいのではないか?と思っています。僕は自分に夢があることで、それを可能にできるので、夢を大切にしています。
もしかしたら、これから生きていく上で、この夢が変わるかもしれません。もしかしたら、この夢を叶えられないかもしれません。それでも、その夢に向かって本気で生き抜いた日々は僕の中に蓄積していきます。それが一番大切だと思っています。
夢が叶わずとも決してそれは無駄にはならないということです。その夢を叶えていく過程の中で、どれだけ人間的に成長できるか、そこが一番大切であり、僕が一番ワクワクドキドキするところです。
これから先、やりたいと思うことは沢山出てくると思います。考え方も変わっていくと思いますし、物事に対する理解度はより深みを増していくと思います。その中で、僕が僕の人生に対して120%で生きられるような選択を常に取っていきたいと強く思っています。
せっかくこの世に授かった命なので、それを無駄にしたくないという想いが強いのです。
1日1日、ほんの少しでも新たな発見、あるいは物事をより深く理解するようにし、1ミリでも良いので、成長し続けていきたいと思います!!
これからの人生、本当に楽しみです!!
頑張ります!!
By Go
go_oceans28
P.S.
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