僕の壮大な夢「世界一のテニスプレーヤーになる!」

 

おはようございます!!

 

今日の午前中、ある生徒と1時間プライベートレッスンをして、ヒッティングをしました。(ちなみに、アメリカと日本の時差は16時間です。)

 

その生徒に教えていて、気付いた事がありました。

 

人は気付くと、基礎中の基礎を忘れてどんどん間違った方向へ進んでいってしまう、ということです。

 

これは本当に恐ろしいことだなと、レッスン中、マジマジと思いました。

 

もちろん、レッスン中に修正したのですが、もし僕がプライベートレッスンをしていなかったら、その生徒が自分自身で修正するのは不可能だなと感じました。

 

2年半前に渡米した時の自分と重なり合いました。実際、僕も気付いたら間違った方向へ進んでいて、その度に、師匠からご指摘をいただき、基礎に戻ったかと思うと、それは単に戻ったつもりになっていて、全く理解していなくて、気付いたらまた間違った方向へ進み、そして、またご指摘をいただく、を繰り返していたな、と思いました。

 

そう思うと、このアメリカ生活の厳しい2年半という月日の中で、自分が間違った方向へ進んでも、自分で修正する能力は以前よりかは身についたかなと思います。(まだまだですが…)

 

もし21歳の時に壮大な夢を持って大きな決断をして渡米していなかった自分を想像したら、恐ろしいぐらいに怖いです。もしそうだったら、どんどん間違った方向へ進み、収集がつかなくなっていると思います。

 

自分の熱量をどこへ向けたら良いのか、迷走してしまい、沢山の大切なモノを失っていく人生を送っていると思います。(恐ろしくて考えたくありませんが…)

 

 

昨日、YouTubeで、ソフトバンク創業者の孫正義さんの動画を見ました。

 

その中で、おっしゃっていた言葉を引用させていただきます。

 

 若いということは無限大の夢があって

 

自分の持った夢

自分の人生は おおむね比例する結果を生む

 

小さな夢だったらその夢の範囲の中で

80%達成できるのか 50%なのか

 

夢はできるだけ でかい夢を持った方がいい

 

 

夢を達成できる人

できない人の唯一の違い

 

その夢をどのくらい心の底から

達成したいと思うか

 

すごい強い決意をし

その夢の達成に向かって

恐ろしいまでの情熱で努力をしたか

 

 

夢の大きさ

金額的な大きさでなくていい

世界一おいしいパンケーキを作れる人になりたい」

ということだって 大きな夢だと思う

世界一上手にピアノが弾けるようになりたい」

これもでっかい夢だと思う

 

僕は画家にも 実はなりたかった

なりたかった画家は貧乏画家

「お金持ちの画家は その時点で墜落している」

「人に売るために絵を描くんじゃない」

「展覧会に出すために絵を描くんじゃない」と

有名になる前のゴッホのような生きざまが一番尊敬できる

展覧会に出して有名になるとか

画商を通じて高い絵を売るという画家を目指すより

自分が一番描きたい絵

世の中の常識と関係なしに

自分が一番納得する 自分が一番描きたい絵

 

それでも ものすごい素晴らしい

でっかい夢だと思う

 

 

どんな夢であれ 夢を描くのが自分の人生に対するビジョン

自分の夢も明確に持たずに

自分の人生に対するビジョンも持たずに

ただ生きていくために 給料をもらいにいく

「でも現状それしか仕方ない」と言ってる間に

人生は あっという間に終わる

あっという間に 50代、60代になる

 

「そうは言うけど、現実は こうだからといって

 夢物語ばっかり語ってもダメ」と

「目先の現実を踏まえて」とか

言ってる人ほど

その現実の世界から逃れられないまま

人生が終わる場合が多い

 

現実が厳しいからこそ自分の夢を

自分の夢を 自分の人生に対するビジョンを

しっかり持つべき

 

「志高く」

 

 久しぶりの孫正義さんの動画を見て、孫さんの言葉が僕の胸にめちゃくちゃ響きました。

 

21歳の時ありとあらゆる大人の方々から僕の壮大な夢「世界一のテニスプレーヤーになる!」否定されて、それでも僕自身、根拠無き自信だけは誰よりもあって「俺はどんな事があろうと、絶対に死んでも世界一になってやる!」と決意を固めて、渡米した事が本当に良かった、と心の底から思います。

 

結果論から言いますと、今いるテニスアカデミーで奇跡的にテニスコーチをさせていただいていますが、この事実も当時からすれば、1ミリたりとも考えられなかったことです。

 

孫さんのおっしゃる通り、「自分の持った夢に 自分の人生はおおむね比例する結果を生む」本当にそうだなと、この2年半で物凄く感じます。

 

もし「ただただテニスが強くなりたい。プロになりたい。」という夢を掲げて渡米していたら今頃、冗談抜きで日本に帰国し、実家から近い居酒屋さんでアルバイトをずーっとしていたことと思います。

 

僕の渡米する夢がとてつもなく大きなものだったので、人生を賭けてテニスに向き合えんなに困難な事があっても逃げずに立ち向かえたのだと思います。もちろん、全く逃げなかったわけではありません。

 

本当に日々生き抜くのに大変だったので、逃げたい気持ちは数えきれないほど沢山ありました…

でも、家族が支えてくれて、友達が支えてくれて、そして何より僕の師匠が本気で向き合ってくれて、やっとの思いでここまで来れました。

 

ここまで来るのには、本当に至難の業でした。一歩でも間違えれば、今の僕は存在していないと思います。本当に奇跡的だと思っています。それだけエゲツない日々の連続でした。

 

今は、2年半前とは大きく違って、自分が変わってきている事を自分自身で実感できてきているので、物の見え方だったり、考え方だったり、人に対する向き合い方見違えるほど変わったなと思います。

 

それでも、自分自身に対してまだまだ未熟だなと思うことばかりです。

 

だからこそ、

 

「もっともっと人間として強くなりたい!死ぬまで成長し続けたい!」

 

という想い本当に強いので、日々精進していきたいと思います。

 

頑張ります。

 

By Go

 

 

 

 

 

 

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