【アメリカの日本人テニスコーチの月曜日の過ごし方って、どんな感じ？】

こんにちは、Goです！

今日(月曜日)のテニスコーチとしての1日のスケジュール

今日、僕が感じたこととは！？

結論、「日々の自分の積み重ねは、良くも悪くも全て自分に返ってくる」ということを僕の生徒の試合を見て深く感じました。それを踏まえて、今日の出来事を話していきたいと思います。

今日は、午後からテニスコーチとしての仕事が始まり、急きょ僕の生徒をトーナメントの決勝に連れていくことが決まりました。僕がトーナメントにコーチとして帯同するのはおよそ２ヵ月ぶりでした。しかも、自分の生徒の試合だったのでどんな感じになるのか、楽しみにしていました。僕のいる某テニスアカデミーから試合会場まで車で1時間10分ぐらいかかり、会場に17:00に着き、生徒のウォーミングアップに付き合い、17:30から決勝の試合がスタートしました。

序盤の始め方はバッチリでした。まず声がしっかり出ていて集中していたので、相手のサーブをブレイクするところから始まり、次の生徒のサーブもしっかりキープした状態で始まったからです。それで1セット目は6-2としっかり抑えられることができました。危なかったのは、2セット目の途中です。1セット目の集中力に磨きをかけて2セット目なるか？と思ったら、途中3-2になったときにデュースが何度も続いたのです。そこで、生徒の感情が乱れに乱れたのです。自分の頭では何をすべきか分かっていたと思うのですが、感情に押しつぶされてボールをライン際に狙いすぎてアウトというポイントが結構目立ったのです。僕は後ろからずっと見守っていたのですが、明らかに生徒から焦りを感じました。苛立ちを隠しきれなくて、兆しが少しずつ見えなくなっていきました。それでも、何とか耐え切って4-3と押し切り、そこから冷静さを取り戻し、6-3でトーナメントを優勝に飾ったのです。

スコアだけを見ると簡単に勝ったように思えますが、僕は決してそうは思いませんでした。今日の相手はダブルフォルトが結構目立ったり、嫌なスライスを多用してこなかったりしたお陰で、勝ちに結び付けられましたが、もしそこを徹底して挑まれていたら、勝敗はどちらに転んでいただろうか、という具合でした。

僕が自分の生徒の試合を見て何を感じたのか？

文頭でも言ったように、「日々の自分の積み重ねは、良くも悪くも全て自分に返ってくる」ということです。僕は良い意味で、自分の生徒の成長を感じました。２セット目の焦った場面です。昔ならば、そこで意気消沈してしまい、ズルズルと流れてしまって、ファイナルセットに持ち込み、総力戦になっていたかと思います。しかし、今回は焦ったものの、何とか自分で立て直すことができ、そこでより声を出して自分を鼓舞して勝利に結びつけられたことは良かったと思います。これは偶然起こった出来事ではないと僕は思っています。日々、どうやって自分と向き合ってきたか、それが全面に出た結果がこのようになったと思うのです。もしちょっとでも自分に甘くなっていたり自分の弱さを誤魔化して見過ごしていたりしたら、もしかしたら今回の勝利は無かったのではないか、そんな風に思います。

僕の生徒の試合を見て、自分自身に重ね合わせながら思ったこととは？

僕も日々の積み重ねを本当に大切にしていきたいと強く感じました。もちろん、毎日を120％で生きることは難しいですが、よりそれに近い状態を目指していきたいと思いました。そうすることによって、いざ自分の身に何か危険なことが起こったとき、予想外の事が起こったとき、慌てずに対応できるのではないか、と思ったのです。ちょっとでも油断の隙を見せることがあると、必ずそれはどんな形であれ、自分に返ってくると思います。そうならない為にも、日々自分を律し、自問自答を繰り返し、常に前を見据えて歩んでいきたいと思います！まだまだ僕も自分自身に対して甘く接するところが沢山あるので、１つ１つ丁寧に、焦らず、ゆっくりと固めていきたいと思います！