強くなる練習ではなく、気付くと弱くなる練習をしてる。なぜ??【 3つ紹介】

こんにちは、テニスコーチ Goです!

今日は、「強くなる練習ではなく、気付くと弱くなる練習をしてる。なぜ??【3つ紹介】」について書いていきたいと思います!

結論から書いていきます。

①やるべき事とやりたい事を区別できていない。

②目標設定が曖昧。

③気付いたら言い訳をしてる。

この3つです。これらを順番に説明していきます。

①やるべき事とやりたい事が区別できていない。

一体、どういう事!?と思う方が多いでしょう。

詳しく説明していきます。

テニスでまず第一に身に付けなければいけない事は、「負けないテニス!」です。

これはアメリカに行って、師匠から最初に学んだ事です。

負けないテニスとは??

簡単に言ってしまえば、自分からのミスを無くすことです。

多くの人がやってしまうのは「勝つテニス!」をしてしまうのです。

勝つテニスとは??

言葉の通り、自分から攻めていってポイントを取得するテニスです。

これができれば文句無しですが、正直言ってめちゃくちゃ難しいです…

僕もアメリカに行った時は、どんどん攻めていってポイントを取っていくスタイルを確立したい気持ちがありましたが、これでは全く試合に勝てませんでした。

なぜなら、自分では勝ちに行くテニスをしていて攻めているので一見納得したように感じますが、第三者の目で見た時、ミスを暴発してしまっているのです。

攻めるということは必ずリスクを伴います。

もちろん、相手にプレッシャーを与えることができるので、良い面はもちろんあるのですが、それ以上にミスする恐れも十分あります。

まだ技術、精神力が備わっていないうちに勝つテニスをしてしまうと、攻めのボールすら全然入らず、全く強くなりません。

つまり、多くの人がやってしまいがちなのは、つい自分がやりたい事「勝つテニス!」を追い求めてしまうが故に、ミスを暴発するリスクを考えずにその練習をしてしまい、結果が全く付いてこないという事態に陥り、どうすれば良いか分からなくなってしまうのです。

「勝つテニス!」はカッコいいですし、人を魅了します。

しかし、それを体現するには「負けないテニス!」を確立してからです。

では、どうやって「負けないテニス!」を確立するのか?

しっかりラケットを振りながらもボールスピードを遅く設定させ、その遅いボールで必ず相手のコートに入れる自信をつけるのです。

具体的な練習方法としては、例えば、僕がよくやっていたのは、大体自分と同じ実力の人と練習し、連続100往復ラリー×3セットを行うのです。

これはやってみると分かるのですが、めちゃくちゃ大変です…

なぜなら、10球目でミスしたらもちろん0からスタートですが、99球目でミスしたら同じく0からスタートするからです。

時間がかかりますし、精神力もかなり使います。

でも、この練習を馬鹿みたいに毎日やると、ミスする感覚が本当に無くなりますし、何より自信が付きます。

僕はこの練習をアメリカで少なくとも3ヶ月は毎日やっていました。

正直、めちゃくちゃキツかったですが、師匠から

「強くなりたいなら、まずは負けないテニスを身につけろ!」

とアドバイスを受けていたので、とにかく師匠の言う通り、ガムシャラにやっていました。

そしたら、気付いたらミスが本当に少なくなっていて、アメリカに行った時には0-6で負けるような相手に3ヶ月後には6-3とかで勝てるようになりました。

正直、自分でもこの短期間でこんなに強くなるなんて思わなかったですし、勝てない相手にも勝てるようになり、少しずつ自信がつき、さらに外国人選手からも実力を認められるようになり、とても嬉しかった記憶が鮮明に残っています。

なので、ぜひ皆さんもやりたい事「勝つテニス!」ではなく、「負けないテニス!」から確立してみて下さい!

時間、精神力、共に必要ですが、強くなるのに近道はありません!僕が強くなったのも、大量の時間を要し、師匠からのアドバイスを素直に聞き入れて実行したからです!キツイと思いますが、やる価値は十分あります(^^)

②目標設定が曖昧。

目標設定は強くなるには、絶対必要なモノです。

なぜなら、練習で本当にしんどくて辞めたくなる時に自分を必ず救ってくれるからです。

何でこんなにキツイ練習をしているのか…

人はどうしても余裕が無くなると、気持ちが沈み、続けられなくなります。

僕はアメリカに行ってからの日々、毎日7時間テニスコートに立ち、師匠から厳しい指導を受け、本当に苦しい毎日でした。

では、なぜそんな毎日を続けられたのか?

僕は「世界一のテニスプレーヤーになる!」という夢があったからです。

「この夢に少しでも近づけるなら、どんな苦しい練習も絶対に乗り越えてやる!」

この強い気持ちがあったから、アメリカでやっていけました。

でも、僕の目標が「強くなって、テニスのプロになる!」ぐらいだったら、確実に途中で挫けていました。

言葉も英語が全然話せないし、テニスも全然強くないし、僕にあったのは、ただその夢と「俺は絶対この夢を叶えられる!いや、叶えてやる!」という根拠なき自信だけでした。

でも、その夢が僕を大きく支えてくれたのも事実です。

絶対的な、明確な目標があると、人は苦しくても頑張り続けられるのです。

かつての5年ほど前の21歳の僕がそうであったように。

結果的には、世界一のテニスプレーヤーには程遠い結果で終わってしまいましたが、苦しい練習を頑張り続けられたことが僕にとって生きていく上で大きな自信に変わりました。

ぜひ、皆さんも明確な目標、絶対的な目標を持ってテニスの練習に励んでみてはいかがでしょうか?

③気付いたら言い訳をしてる

断言します!

これはきっと多くの方が無意識のうちにやってしまっている行為です。

いやいや、そんな事ないよ!

と反論したい方も多く出てくるでしょう。

皆さん、安心して下さい。

1番、これをやってる自負があるのが僕ですから…^^;

おいっ!!!!!

と暖かく突っ込んでいただけると、僕自身、気持ちが楽になります。笑

なぜなら、このGoブログを始めたての頃は「毎日更新します!」と宣言しておきながら、2ヶ月ほどしか続かず、気付けば、間が空き、また始めたと思えば、週一頻度の投稿まで落ち、挙げ句の果てには3ヶ月放置していたのですから…情け無いです…

ですが、今度は週一でブログを投稿する!と決意を固め、また再スタートを切れている所です。

今、僕のブログの例を出しましたが、きっと皆さんの中にも「〇〇する!」と決めて、三日坊主で終わってしまった経験がある方は多くいらっしゃることでしょう。

僕も、もちろんあります。

では、どのようにして、やめてしまうのか?

「ちょっと疲れたから、今日はいいや」とか、「少しやったし、もう十分でしょ!」とか、「面倒だなぁ〜。今日忙しいし、今日ぐらいサボってもバレないし、大丈夫でしょ!」とかでやめてしまうのがほとんどでしょう。

一見、周りからすると、しっかりとした理由づけになっているように見えますが、これは厳しく言うと、全てやらない言い訳作りをしています。

この目的は、「続けたくないから、が目的で、面倒だな…という感情を持ち出している」です。

テニスでも全く同じ事が言えます。

キツい練習をしていると「もうやりたくない…休みたい…」という感情は必ず出ます。

でも、そこで「今日は暑いし、やめとこっ!」とか「体調があんまり優れないから、やめとこっ!」と言って、サボってしまう人がいます。

あたかも合理的な理由で練習をやめているように見えますが、これもキツイ練習をしたくない言い訳なのです。

この言い訳から脱却しない限り、いつまで経っても精神面は成長しないですし、どんどん落ちていく一方です。

一回でも言い訳をしてしまうと、気付くと、常に辞める理由を探す癖が付いてしまうからです。

それに気付かないと、結局、時間が経った後に、「自分は何をしてきたんだ、今まで一体…」と自己嫌悪に陥る結末が待っています。

それか、「まぁ人生こんなもんでしょ!」と開き直って、適当にやり過ごすか、のどちらかの未来です。

この無意識な言い訳というのは本当に恐ろしいモノです。

そんな中でも、やり続けられる人は強くなりますし、断念してしまう人は変わらないままです。

これは厳しい助言ではありますが、僕がアメリカ3年で感じてきた事です。

本当に強い選手は一切言い訳をしませんが、弱い選手ほど言い訳を馬鹿みたいに並べます。

僕は強い選手になりたかったので、言い訳をしないように意識しました。

それでも言い訳をしたくなる時はありましたが、師匠が常に見て下さっていたので、そうなる瞬間に必ず厳しい言葉を投げかけて下さいました。

僕は素晴らしい環境と師匠のお陰で、何とかアメリカでやってこられましたが、言い訳をしないというのは本当に難しい課題だと思います。

人間は弱い生き物なので、楽な方向に流れてしまいます。

そこでグッと堪えて耐えられるのか、流れてしまうのか、そこで大きな差を生みます。

まぁこんな偉そうな事言ってますが、僕自身、全然できてないので、本当にすみません…笑

今にでも師匠から檄が飛びそうで、恐いです…笑

おいっ!!Go、全然できてないじゃないか!!

と…あっ、はい、すみません…(T . T)

ふぅ〜…めちゃくちゃビビっております。笑

ぜひ、苦しい時こそ、辛い時こそ、言い訳が必ず出てくると思いますが、そこを何とか踏ん張って耐えて乗り越えてはみませんか??僕と一緒に!!共に頑張れば、必ず勇気が生まれ、頑張れるのですから!!

以上が「強くなる練習ではなく、気付くと弱くなる練習をしてる。なぜ??【3つ紹介】」でした。

ここまで読んで下さった読者様、本当にありがとうございました!

少々、ブログ内容が長くなってしまって、疲れさせてしまったのではないでしょうか…?(;^ω^)

サラッと読んで頂いて、「あっ、ここ勉強になるなぁ~!」が0.5個ぐらいあったら、とても嬉しいです!笑

0.5個ってどういうことよ!?と温かく笑って頂けたらさらに嬉しいです!笑

それでは、また来週、このGoブログ【アメリカテニス留学3年】でお会いしましょう!

それでは、また!!

See you again!!

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