安定感を身に付けたいなら、まずラケットスピードを落とせ!!なぜ??【腑に落ちる答え1つ紹介!】

こんにちは、テニスコーチGoです!

今日は、「安定感を身に付けたいなら、まずラケットスピードを落とせ!!なぜ??【腑に落ちる答え1つ紹介!】」について書いていきたいと思います!

結論から書きます。

①実は、自分のボールコントロールできるスピードが思っている以上に遅いから

↑これです!ふむふむ!

言葉の通りですが、これを僕の経験談を踏まえながら解説していきたいと思います!

①実は、自分のボールコントロールできるスピードが思っている以上に遅いから

「安定感を身に付けたいなら、まずラケットスピードを落とせ!!」という事ですが、なぜなのか?

ほとんどの人がやってしまう事は、無意識のうちにラケットスピードが早くなってしまう事です…

これを聞いて、身に覚えのある方は多いのではないでしょうか?(まぁ、でも、無意識なので、分からないかもですが…)

ちなみに、僕はかつて、そうでした。

しかも、うまくいかなくなる時に限って、必ずラケットスピードを上げていました。

なぜかというと、スピードを上げる事で、誤魔化せてしまうからです。

というのも、ラケットスピードを速くすれば、考える時間もなく振り抜けるので、ボールがしっかり当たれば、意外となんだかんだでボールは飛んで行ってくれます。

しかし、これでは題名にもある通り、安定感など一切身に付きません。

なぜなら、なぜ自分のボールがコートに収まっているのか、正しく理解できていないからです。

闇雲にとにかく速く打つことで、その場を凌ぐことができる反面、「うまく行ってくれぇ〜…🙏」という賭け要素が入ってきてしまうので、安定感とは程遠くなってしまうのです。

その結果、それを繰り返していくうちに、最終的にどこに辿り着くかというと、我を見失い、「一体、どうすればいいんだ…?何年もテニスしてきたのに、コートにどうやってボール収めてたっけ…??」と分からなくなり、路頭に迷ってしまうのです。

テニスは少しでも迷い始めたら、頭が混乱し、訳が分からなくなり、今まで普通に打てていた事がビックリするぐらい打てなくなってしまうのです。(これが俗に言う、イップスなのでしょうか?笑)

そうなる運命と知っていたら、その前に、どう対処すれば良いのか?

ラケットスピードを落として、「こんなの簡単じゃん!」と思うレベルまでに落として、そのスピードでとにかく徹底して練習するのです。

え?何言ってるのよ!?馬鹿にしてるわね!?

そんな事は一切ございません!

僕がアメリカに行った当初、師匠から次のように言われたのです。

「ラケットスピードを時速30キロぐらいにして、ずーっとそれで練習しろ!」

と。

当時、僕のラケットスピードは時速60キロぐらいだったと思いますが、「その半分ぐらいのスピードにするとは、どういう事だろう…??」とよく分かりませんでした。

しかし、

「師匠に言われた事はとにかく素直に受け入れてやっていこう!」

と僕の中で決めていたので、言われるがままに3ヶ月ほどずーっとそれでやっていました。

そしたら、意外と難しい事が分かったのです!

え???いや、そんなわけ!?

いやいや、僕も最初は皆さんと同感でした。

何が難しいかって、如何なる時もずーっと時速30キロで打たないといけないのです。

ラリーはもちろん、ポイントプレーも然り!!

どれだけ打ちたくなっても、できる限り時速30キロ近辺で打つというのは、相当な集中力と精神力が必要不可欠です。

ここで、面白いエピソードがあります!

アメリカで、午前中、師匠が見てる中、同じレベルのテニス選手と練習していた時のことです。

1面を使ってポイントプレーをするのですが、条件があります!

絶対に自分からは決めてはならず、もちろん時速30キロの下、必ずラリーは10往復以上続けるゲームです。

これは簡単なように見えて、めちゃくちゃ難しいのです。

条件が決められているので、それを絶対崩してはならず、それに対する我慢、精神力、かつ、師匠が見てるという異常なプレッシャーと…笑

こんな感じで、試合さながらの緊張感で練習しているので、どんどんプレーも良くなり、良い感じになってきたのです。

そして、練習も終盤!!!

ほとんどのポイントは10往復できていて、最後のポイントも声を出しながらガッツを出して20往復行ったところで、

よっしゃ!100往復!!

と叫んで気合入れたら、24往復ぐらいでネットミスしたのです。笑

僕がここで皆さんに伝えたい事は、どれだけ遅いボールスピードに設定していても、「そのボールスピードで絶対にミスしない!」という自信を手に入れるには相当な時間がかかる、つまり、本当の意味で安定感を身に付けるのは難しいという事です。

僕が24往復ぐらいでミスしたのも、偶然ミスしたのではなく、きっとどこかで気の緩みだったり、慢心があって、ミスしたのです。

こういった条件下で練習する事で、自分の精神的弱さ、基礎力の低さを目の当たりにできます。

そうすると、「あぁ〜、この遅いボールスピードですら自分はコントロール不足なんだ…」と体感し、初めて「安定感とは何なのか?」を理解できるのです。

ぜひ、皆さんも安定感を身に付けたいなら、ボールスピードを遅くして練習してみて下さい!意外と、というより、結構難しい事に気付くでしょう!もし簡単にできたら、それはただただ素晴らしいって事なので、自信を持って「自分には安定感がある!」と思ってください(^^)

以上が、「安定感を身に付けたいなら、まずラケットスピードを落とせ!!なぜ??【腑に落ちる答え1つ紹介!】」でした。

ここまで読んで下さった読者様、本当にいつもありがとうございます!感謝の気持ちで一杯です!

今回も僕のアメリカでの経験談を踏まえて綴らせて頂きました!

少しでも皆さんの心に響く部分がありましたら、この上なく幸せです!

それでは、また来週、このGoブログ【アメリカテニス留学3年】でお会いしましょう!

それでは、また!!

See you again!!

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