Goブログ【アメリカテニス留学3年】 こんにちは、テニスコーチ Goです！
今日は「0-3スタートに絶対するな！！え…なんで？？【1つ紹介！】」について書いていきます。
結論から書きます。
①0-3スタートは、準備不足だから。
これです。👆これを僕のアメリカでの経験を交えて解説していきます！
①0-3スタートは、準備不足だから。
皆さん、テニスの試合をしていて、よく0-3になる事は多くないですか？？
胸に手を当てて振り返ってみると、「あっ、そういえば…」なんて思う方は結構いらっしゃる事でしょう。
実は、僕もアメリカに行った当初、0-3からスタートしてしまう事は本当に多かったです。
僕の場合、試合はめちゃくちゃ緊張するので、最初は力んでしまったり、練習通りに上手く行かなくて、あっという間に相手に3ゲーム取られていました。
それで「緊張がようやく解けてきた〜…」と思って、「これから本領発揮だ！」と張り切って頑張るタイプでした。
また、相手にリードされる事で、「よしっ、絶対追いつくぞ！」精神が生まれ、その方が精神的に楽だなと無意識に思っていたのです。
そんな風に思っていた、とある午前の出来事でした！
「午前は試合練習！」と言うことで、自分より格上の選手とやらせて頂くことになりました。
「正直…絶対に勝てない…」そんな風に思いながらコートに立ち、軽くウォームアップして、試合が始まるちょっと前に、師匠に次のように言われたのです。
「Go、本当に準備できてるんだな！？🤬0-3スタートになったら、200周走れ！0-2スタートなら、100周走れ！」
「え…あっはい…😅」
相手は格上の選手で、0-6で負けてもおかしくないレベルの差があるのに、師匠から言われた瞬間、一気に冷や汗が出て、試合以上の緊張が一瞬で押し寄せてきたのです。
師匠が「走れ！」って言った場所は、1周、約200メートルぐらいあって、アップダウンがある所だったので、「そこを200周、いや、100周でもやばい…😭」と思っていたので、「とにかく0-3だけは免れたい！」一心で試合に臨みました。
相手は本当にミスが少ない選手なので、ラリーになると、僕の頭の中は「早くミスしてくれ！！」ばかりでした。
そんなこんなで、気付けば0-2になり、「やばい…😱」で頭が一杯でした。
「とにかく次のゲームだけは何が何でも絶対に取る！！！」この強い気持ちが勝り、何とか1-2にしました。
結果的には2-6で負けて、師匠に言われた通り、そこから100周走ることになりました。
心の中は「はぁ〜、、、最悪だ、、、」でしたが、とりあえず無心で走る事に。
1周、2周、3周•••10周•••50周、ここまで来ると、頭の中はすっからかん。
その時点で、時間は1時間を余裕で超えていました。
あと、残り半分と思って、また無心で走り続けました。
そして、•••60周•••80周•••99周、そして、ラスト1周して、何とか100周走り終えました。
その時点で、2時間ちょっと経っていて、周りの皆んなはお昼ご飯を食べ終わり、僕は食べる時間も無く、午後の練習がスタートしました。
身体はヘトヘト…足はガタガタ…
疲労マックスではありましたが、めちゃくちゃな達成感が残っていました。
そして、午後も試合練習になり、僕よりレベルの高い選手と試合を組んでもらいました。
その時の僕には、もう怖さなんて一切無かったのです。
なぜなら、100周したんだから、それ以上にキツイことなんてないし、それを乗り越えられて、自信がついたからです。
そして、試合が始まると、相手が強打してきても、体はヘトヘトなのに、気持ちが一切負けてなく、呆気なく6-0で勝利したのです。
「えっ…？嘘でしょ…？」
と自分を疑ってしまうほどでしたが、そこで初めて気付いたのです。
「あぁ、結局、気持ちの問題で、0-3スタートになるのも試合が始まる前に負け腰で挑んでたからだったのか…そりゃ師匠も怒るわけだ。」
こういった経緯で、0-3スタートは準備不足なんだなと改めて知ったのです。
準備不足というのは、心の準備が主です。
どんな相手が来ようと、自分のやるべき事は変わらないのに、つい相手が強いとかそういう概念が生まれると、つい弱気になり、自分を見失ってしまって、0-3にしてしまうんだな、と。
当時は、師匠に対して「何でこんなに走らせるんだろう…？鬼すぎる…」と思っていましたが、体で覚えさせてくれたんだなと今は思うので、本当に感謝しています。
テニスは考え方が物凄く大事で、「0-3スタートに絶対するな！」とアドバイスし、その理由をこのようにしっかり説明すれば、きっと全員が理解できます。
でも、それで出来るようになるなら誰も苦労しません。
やはり、体で覚えないと本当の意味で自分の実力にはなりませんし、自信なんて1ミリたりとも付きません。
なので、皆さんも、僕のように0-3スタートになってしまったら、2時間ぐらい走るという罰ゲームをやってみるといいかもしれません。笑
以上が、「0-3スタートに絶対するな！！え…なんで？？【1つ紹介！】」でした！
～雑談～
僕が強くなった理由は、こうやって師匠に沢山身体で覚えさせていただいたからです。
何も凄い練習をしたとか、そんなことは一切ありません。
ただただ師匠に必死に付いていって、言われた事を何も疑いなく、やり遂げたからです。
もちろん、その中でも、もっと出来たんじゃないか？と思う事もあったと思います。
しかし、その時その時の自分のベストを出すように必ず意識してやっていたからこそ、今の自分があります。
皆さんも強くなりたいなら、凄い練習をするとかではなく、「ミスをしたら走る！」とか自分を追い込むように取り組んでみると、きっと見方が変わってきます。
はい、ということで、ここまで読んで下さった読者様、本当にありがとうございました！
いつも心から感謝しています。
僕の経験が少しでも皆さんの活力になって頂けたら幸いです。
それでは、また来週、このGoブログ【アメリカテニス留学3年】でお会いしましょう！
バイチャ！！
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