皆さん、こんにちは!テニスコーチGoです!
今日は「試合に勝つには沢山負けを経験しろ!なぜ?【3つ紹介!】Part3」について書いていきます!
結論から書きます!
①負けから学ぶ事は多いから
②負けた悔しさはバネになるから
③自分の弱さと向き合えるから
今回は③をアメリカでの経験を交えて丁寧に解説していきます。
③自分の弱さと向き合えるから
試合で負けるということは、相手より技術・メンタル・フィジカルのうち、どこかしら劣っているから、負ます。
でも、それ以上に自分の弱さを真正面から突きつけられる機会でもあります。
君の実力はまだまだだ。そんなテニスじゃ勝てないぞ
と。
これが「試合に出て負ける事で得られる1番の宝物だ!」と強く思います。
僕はアメリカで自分の弱さに何度も直面してきました。
練習で「ここまでやった!!」という自負を持って試合に挑み、コテンパンにされる事が本当に多かったです…
その度に、自分の弱さと向き合わざるを得なくて、悔しくて1人で涙する事は沢山ありました。
優勝を目指すどころか、まずは初戦突破を目標としていました。
(それほどカリフォルニア州のテニスのレベルはめちゃくちゃ高かったです。)
でも、その度に、必ずメモに書き起こしていました。
何をメモに書き起こしていたのか?
「試合で何ができて、何ができなかったのか?」「明日からの練習は何を意識して取り組めば良いのか?」「自分のメンタル状況は試合の中でどうだったのか?」などです。
これはだいぶカッコつけて書いていますが、もっと具体的に言うと、メモ帳には試合の流れを書き出し、自分がどんな気持ちでプレーをしていたかを正確に思い出し、それをツラツラと文章に書き起こしていました。
そうすると、自分の試合状況を客観視でき、自分の弱さと向き合うことができるのです。
めちゃくちゃ悔しい気持ちでメモするので、殴り書きみたいな感じになってしまうのですが、そうする事で頭の中がしっかり整理され、さらにはリフレッシュでき、「次に必ず活かそう!」という前向きな気持ちになるのです。
逆に、メモに起こさないと、「なぜ負けたのか?」という自分への分析が曖昧になり、また同じ過ちをしてしまいます。
メモしても同じ過ちをしてしまうことがあるのに、メモに起こさなかったら、必ず同じ過ちをします。
負ける度に、メモに自分の弱さを書き起こすことで、何が良いのか?
自分の弱さの傾向が見えてくるのです。
例えば、僕自身で言えば、
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相手が強いと思うだけで萎縮してしまい、冷静な判断ができなくなってしまうこと
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目先のポイントを取りたいという気持ちが強すぎて、ラケットを振り切れなくなる
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劣勢になってくると、頭がパニックになって、何をしたら良いのか自分を見失うこと
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良い時は威勢の良い声が出るが、悪い時は声は一切出ず、闘志が全く湧かなくなる事
などです。
こうやって傾向が分かってくると、次の試合ではどんな姿勢で取り組めば良いか、対策を練ることができます。
では、今挙げた傾向を僕だったらどう対策を練るか?
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相手の強さに意識を向けるのではなく、「自分の相手は己だ!」と言い聞かせて試合に臨む。
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ポイントを取る事に意識を向けない為に、「10球以内のミスは絶対にしない!!」と自分に課す。そうする事で、体が動く。
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劣勢になってきた時こそ、ポイント間の20秒をしっかり使って、タオルで顔を拭いて、深呼吸して落ち着かせる
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悪い時こそ、声を出して、太ももを引っ叩いて自分を鼓舞して、奮起させる
僕だったらこのように対策を練って、試合に挑んでいます。
皆さんでしたら、自分の弱さの傾向はどんなものがありますか?そして、その傾向に対する対策はどう練りますか?
このようにして、試合に負ける度に、自分の弱さから逃げずに向き合うことは本当に大事です。そして、その弱さの傾向から対策を練り、強くなる作業をしていくのです。
もちろん、早々簡単には試合に勝つことは難しいですが、この作業をせずに勝ちに結びつけられるほどテニスは甘くありません。
ただこの僕ができるのですから、きっと皆さんも必ずできます。なので、「あぁ、自分にはできないや…」なんて悲観的に思わず、まずは僕と同じようにメモに書き起こして自分の弱さと向き合ってみてください😊まずはそこからですね!ファイティンです👍💪
以上が「試合に勝つには沢山負けを経験しろ!なぜ?【3つ紹介!】Part3」でした。
ここまで読んで下さった皆様、本当に心から感謝しています!
「試合に勝つには沢山負けを経験しろ!なぜ?【3つ紹介!】」はこれにて完結です✍️
👇にPart1・Part2のリンクを貼っておきますので、良かったら読んでみてください!
また、他に僕がオススメするテニスグリップも👇にありますので、是非ご覧ください😊