こんにちは、Goです。
今日は「【悩み解決】テニスの試合に勝てるようになるには?【3つ紹介】」について書いていきます。
結論から書きます。
①「簡単に試合に勝つことはできない!」という事を知る
②試合に出て、自分のレベルを知る
③1日1日、自分ができること、やれることをやる
これら3つを詳しく説明していきます。
①「簡単に試合に勝つことはできない!」という事を知る
試合に勝てるようになるには、まず「簡単に試合に勝つことはできない!」という事を知ることが大事です。
「うん?どういうこと??」と思った方がほとんどではないでしょうか…?
「試合に勝つ方法を知りたくて、このブログ読みにきたのに、この時間返してよ・・・」と思われそうですが、もう少し読み進めば、腑に落ちると思うので、もう少々、お付き合いください。
試合は、相手が自分より格下でも負けることはありますし、格上でも勝つことがあります。
何が言いたいかというと、試合は何が起こるか誰にも分かりません。
予測が全くつきません。
その時の自分の調子、相手の調子、気候の変化、いろんな要素が集まって試合が行われます。
なので、相手に勝つということは、正直言って、凄いことですし、想像以上のメンタル、スタミナ、頭を消費します。
複合的要素が絡み合う中で、試合に勝つということは難しいことをまず知ることが大事なのです。
そうしないと、試合で負けが続いたときに「俺には(私には)才能が無いのか・・・」と落ち込んで何も考えられなくなったり、挑戦する意欲が途切れてしまうからです。
どれだけ練習を多くしても、どれだけ人より努力していた自負があったとしても、負けることの方が圧倒的に多いです。
僕は、アメリカに渡米した時、毎日7時間練習しているのに、試合で負けることの方が圧倒的に多かったです。
もしかしたら、そこで挫けて、諦めていてもおかしくなかったです。
相手が自分より格上の選手が多かったから、「まぁ仕方ない!次だ!」と割り切れていたのかもしれません。
ただ、その中で、ようやく勝ち取った勝利は本当に嬉しく、今でも鮮明に記憶に残っていますし、自信に繋がっています。
今では、だいぶ試合で勝利を収めることが多くなってきていますが、それでも「試合は簡単に勝つことはできない!」ということは自分の中に必ず落とし込んでいます。
そうすることで、試合に対して、常に緊張感を持って挑めて、試合中の最悪の事態を予測することもでき、準備をしっかりすることに繋がるからです。
僕が皆さんにお伝えしたいことは、考え方の部分で、テニスの試合は沢山の要素が絡まっているからこそ、そこに対する心の準備、テニスの準備はどれだけやっても足りないということです。
それを知っているだけで、試合に対する向き合い方は大きく変わりますし、冷静に自己分析することに繋がります。
自分の中でやり尽くして、自信を持って試合に挑んでも、負けることは本当に沢山あるので、こういった背景があることを知る事から始めていけると心に余裕を持って前進できるでしょう。
②試合に出て、自分のレベルを知る
試合に勝てるようになるには、試合に出て、自分のレベルを知ることが大事です。
日本でテニスコーチをしていた時に生徒さんからよくお聞きしていたのは「まだまだ俺は(わたしは)実力がないし、出ても負けるだけだから、試合に出られない…」という言葉でした。
確かにその気持ちは十二分に分かります。
ただ…そう言っている人に限って、ちょっと厳しい言葉になってしまいますが、いつになっても試合に出ることはありません。
そして、試合に出ないので、自分のレベルがどの程度なのか、一切の判断材料がなく、何を重点的に練習していったらいいのか、先の見えない練習ばかりしてしまうことになります。
だからこそ、自分が今、どのレベルなのか関係なく、試合に出ることが大事なのです。
そして、「今、自分が何ができて、何ができていないのか、何が足りていて、何が足りていないのか」を自分で把握することが大事です。
学生の時、テストを受けて、自分の偏差値を知るのと全く同じ原理です。
皆さん、テストを受けて偏差値を知り、自分が行きたい中学、高校、大学までの距離がどのくらいなのか、を判断し、それに向けて計画を練り、1日1日勉強していきませんか?
もしテストを受けないと、自分のレベルが全く分からず、何から勉強を始めていいのか分からず、先の見えない勉強をしてしまい、途方に暮れてしまいます。
そうならないために、現状のレベルを知り、求めているレベルとの距離を正確に把握することで、ゴールを見据えながら、今という瞬間に集中を向けて取り組む事ができます。
テニスも同じく、試合に出て、負けても全然良いので、自分のレベルを知り、そこから自分が足りない部分を重点的に練習した方が成長スピードが早いです。
テストよりテニスはもっと複雑なので、ゴール設定をどうやって置くのかは難しい部分ですが、まずは負けた相手にどうやって勝てるようになるか、は考えられるはずです。
そうやって1つずつクリアしていくことが、少しずつ勝利への道をつかみ取ることに繋がります。
なので、まずは自分がどれだけ下手だと思っていても、試合に出てみてください。そして、自分のレベルを把握してみてください。
ちなみに、僕はアメリカで下手でも、試合に出ないという選択を取ったことはありませんでした。
アメリカ1年間で負けた率は、冗談抜きで9割ぐらいです。
ただその中で、勝ち取った1割が僕の自信や糧となっています。
そのぐらい、テニスで勝利をもぎ取るということは難しいので、まずは自分に過度に期待せず、試合にトライしてみてはいかかでしょうか?
③1日1日、自分ができること、やれることをやる
最後に、試合に勝てるようになるには、1日1日、自分ができること、やれることをやるに尽きます。
「いやいや、そんなの当たり前でしょ!もっと効果的な方法を教えてよ!!」と思われるかもしれませんが、その当たり前が思った以上に難しいですし、これを実践していくことが勝てるようになるまでの一番の近道です。
人に与えられている時間は平等なので、その使い方次第で、試合に勝てるようになるまでの距離が近くもなりますし、遠くもなります。
自分ができること、やれることについての内容は、「本当に小さな部分からスタートする」で全然大丈夫です。
「毎日、少しでも筋トレをする」とか「休みの日はランニングする」とか、そんな程度でも大丈夫です。
一番は、テニスコートでボールを打つ回数をとにかく増やすことが大事ですが、中々それも難しい方が多いと思うので、テニスコートで練習できる時はとにかく集中力を高くして密度を高くして練習し、テニスコート外でできるトレーニングを少しでも増やせると良いでしょう。
僕の経験では、本当に1日1日、自分ができること、やれることを地道に、コツコツ、じっくりとやっていった結果、気付いたら実力が付き、強くなっていました。
一朝一夕に上手くいきませんので、とにかく焦らず、地に足をつけていくことが大事です。
そうやって少しずつ地面を固めていけば、自信に繋がったり、負けても次に踏ん張れるようになります。
最後のアドバイス「1日1日、自分ができること、やれることをやる」は、当たり前の事すぎて、説得力に欠けるかもしれませんが、これが1番大切にしている部分なので、少しでも共感していただけたら嬉しいです。
以上が「【悩み解決】テニスの試合に勝てるようになるには?【3つ紹介】」でした。
下記に過去記事が載ってあるので、ぜひ良かったら読んでみてください